出直しEWUの趣味ブログ

前に別にブログやっていたがやめた自分がまた懲りずにやるブログ。主にプロレスやアメフトなどについて書きます。

新日本プロレスBOSJ&WTL開幕戦勝敗予想【11.15愛知大会】

注意:この記事は今朝noteで投稿した自分の記事の転載です。どっちが書きやすいのか実験的に行っています。何卒ご了承下さい

いきなりですが、今日はこの日行われる新日本プロレス愛知大会、BEST OF THE SUPER jr.とWORLD TAG LEAGUEの開幕戦全試合の勝敗予想です。
試合開始時間は18時。詳しい対戦カードについてはこちらからご確認ください。新日本プロレスワールドで独占生中継です。


【史上初の同時開幕】WORLD TAG LEAGUE 2020 & BEST OF THE SUPER Jr.27 オープニングVTR【新日本プロレス 11.15愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)】

 

 


今回は奇数の試合がWTLで、偶数の試合がBOSJの公式戦となってます。いずれも試合時間は30分一本勝負。全選手が開幕戦を迎えますが、自分なりの予想は以下の通りです。

第一試合 〇矢野&石井vsチェーズ&ファレ✖
 G1でも姿がなかったBULLET CULBの重鎮、バットラック・ファレが遂にこの愛知県体育館ドルフィンズ・アリーナ)で再見参。去年同様、一歩早く来日したチェーズとタッグを組み、初戦は矢野&石井組と対戦。
 だが、反則を辞さないBCタッグでも現KOPW保持者矢野通の奇想天外なスタイルには苦戦してしまうのは言うまでもない。加えて矢野と対照的に混じり気のないスタイルで真正面からぶつかる石井智宏との戦いは巨漢なファレでもかなりの体力を消費するだろう。よってこの試合は矢野&石井組の勝利を予想する。

第二試合 〇マスター・ワトvs上村優也
 当初出る予定だった金丸義信が欠場した為、急遽出場権を得た注目のヤングライオン上村優也の初戦は今年凱旋したマスター・ワト。
 両者のシングルの初戦は恐らく初めてかもしれない(違ったらすみません)が、やはり経験の差からワトに軍配が上がるだろう。7月の大阪城大会で凱旋試合をして以降は自身の発言力の乏しさからなかなか自身の存在感を高められずにいるが、試合の腕は問題なし。一方、本領発揮しようとするワトをどれだけ追い詰められるかが初出場の上村にとっての最初の関門だろう。


第三試合 ✖棚橋&ヘナーレvsO-カーン&X〇
 この試合からついにTHE EMPIREの三人目のメンバー(プレストリーは除く)がXとしていよいよ新日本のセルリアンマットの上で登場。これまで多くの新日本ファンが色々なレスラーを予想しているが、問題はグレート‐O-カーンとの相性。O-カーンは先日の大阪大会でオカダに敗れたものの、凱旋時の勢いはまだ潰えてない。
 一方、来年の東京ドーム2連戦の予定が未だ入っていない棚橋弘至は遂に来日を果たしたトーア・ヘナーレと去年のWTL以来再び結成。ヘナーレのコンディションも気になるが、ゴングが鳴るまで読めないXの対策はかなりの困難。よってここではEMPIREの勝利と予想する。


第四試合 〇ロビー・イーグルスvsDOUKI✖
 去年和解したオスプレイがTHE EMPIREを立ち上げたことにより動向が注目されるイーグルスがBOSJ唯一の外国人選手として来日。初戦は去年下したDOUKI。
 イーグルスが日本にいない間、DOUKIはNEVER6人タッグマッチで名勝負を繰り広げるなど多くの新日本のファンに存在感を見せつけており、このBOSJでも去年以上の成績を出せるかどうかが注目されている。だが、イーグルスの身体能力は遥かに上だ。この試合前後のイーグルス自身の動向含め、DOUKIがイーグルスから白星を奪えるのは難しいだろう。


第五試合 ✖後藤&YOSI-HASHIvsタイチ&ザック〇
 11.2の後楽園でのIWGPタッグの顔合わせ再び。
 3年目となるタイチザック組は今年IWGPタッグ王者として迎え撃つ形となったが、初戦で前回の後楽園の防衛戦で下した後藤吉橋組と再び対戦することに。
 恐らくタッグリーグ初戦で一番予想しずらいカード。両者前回の防衛戦で激闘を繰り広げた為、どちらが勝ってもおかしくない。しかし、僅かな勝機を拾える力ならタイチザック組の方が上手だ。どんな勝ちでも2点得られるこのリーグ戦ならタイチザック組に軍配が上がると予想する。


第六試合 〇SHOvsBUSHI✖
 BOSJ初出場以来シングル戦線では日々名勝負を繰り広げているSHO。今年再開以降鷹木やSANADAといったヘビー級レスラー相手にも大健闘しており、今大会の優勝候補にも上がっている。
 対するはBUSHI。NJCUPではYOHを下したが、近年のシングルとしての実力の評価は低い。しかし、油断していると毒霧などで一瞬の隙をついて白星を奪っていく底知れぬ力を持つ。これまで何度か苦杯を舐められているSHOが肝に銘じているか否かで勝敗が分かれるが、幾度も乗り越えたSHOなら初戦を制するだろう。


第七試合 ✖SANADA&鷹木vsEVIL&裕二郎〇
 因縁のSANADAとEVIL再び。今回はEVIL離脱以降組む事が多くなった二人で初戦いきなり雌雄を決することになる。
 SANADAと鷹木はこれまでのシングル戦線の実力から今年のWTLの最も高い優勝候補となっているが、WTL二連覇とIWGPタッグ二度戴冠したEVISANAと比べてタッグの経験は浅いのがネック。だが、EVILのタッグパートナーである高橋裕二郎が安牌になりやすいのが欠点でもある。
 しかし、それ以上に脅威なのはEVIL裕二郎組のセコンドに付くであろうディック東郷の存在である。レフェリーの隙を突いて乱入する腕は良くも悪くも巧みであり、対戦相手にとっては脅威である。今回のSANADAと鷹木はディック東郷の動きは予測済みであるだろうが、今回は同じくダーディーファイトが得意な裕二郎の存在も強い。加えて、前回G1最終戦でSANADAに敗れ優勝決定戦の道が阻まれたEVILと東郷の屈辱は消えていないだろう。SANADA鷹木組が勝つ予想もできるが、今まで以上のダーディーでSANADA鷹木組を闇に葬る予想の方が強い。よってこの試合はEVIL裕二郎組の勝利と予想する。


第八試合 ✖田口隆祐vsエル・デスペラード
 ジュニアタッグ時期王座決定リーグ以来の対戦となる新日ジュニア中心同士の対戦。
 田口監督は新日本の興行再開以降、これまで大きなリアクションを起こさなかったことでより不気味さが増している。勿論、高い実力と経験は言うまでもないが、これまでならBOSJ参戦選手のVTRではユニークな映像をお届けしていたのだが、全選手の個別の映像がない今、BOSJ優勝表明をあまり聞かないからこそ先が見えない。
 しかし、そんな不気味さを上回るのが優勝候補であるデスペラードだろう。前回は無念の欠場となってしまったが、復帰以降も高い実力と幅広い発言力などから多くのファンの期待値が高い。何か起こすかわからない田口監督をデスペラードはものとせず打ち破ることができるだろう。


セミファイナル ✖ジュース&フィンレーvsタマ&タンガ(GOD)〇
 WTLにおける愛知のメインは今年三度目の対戦であり、ジュース・ロビンソン以外ようやく来日を果たした同志による鉄板カードである。これまでのIWGPタッグやWTLでの数多くの経験からこの両チームが最優勝候補であるのは言うまでもない。
 去年のWTLで悲願の優勝を果たしたジュースフィンレー組がGODに挑んだ東京ドームのIWGPタッグでは見事破り、悲願のベルトを戴冠。その後の大田区でのニューイヤーダッシュでは棚橋飯伏組との対戦が待ち望まれるも、冬の札幌2連戦と同時期に行われたアメリカ大会で組まれたリマッチで敗れ、再びGODに渡してしまったという苦しい経験がある。数ヶ月ぶりのタッグ戦線に挑戦となるが、優勝しても文句なしな二人組だろう。
 一方のタマタンガのGODは2月の後楽園での防衛戦で棚橋飯伏組に敗れて以来のIWGPタッグ戦線の参戦。特にアメリカの新日本の興行で見せたタマ・トンガのトレードマークだった髭がそられたことに話題を集めたのは記憶に新しいだろう。しかし、しばらく参戦しているNJPWアメリカ興行ではジュースの怪我の事情で長らくタッグが組まれなかったジュースフィンレー組に対して、GODは初めからタッグで組まれることが多く、経験値はGODが上。加えて、日本に来日したことで彼らのセコンドである邪道が付ける事ができ、まさに鬼に金棒。圧倒的総合されたパワーとダーディーな能力で陽気なジュースフィンレー組を叩き潰せるだろう。


メインイベント 〇高橋ヒロムvs石森太二
 愛知の開幕戦でBOSJがメインを組めた試合でいきなり神宮のIWGPジュニア選手権の再来なのは度肝を抜かれたファンが多いだろう。
 両者のシングルの対戦成績は1勝1敗。前回は石森が下し二度目のIWGPジュニアの至宝を得られたものの、最初の対決となった2018年のBOSJの優勝決定戦では長い死闘の末にヒロムが下し、初のBOSJのトロフィーを得ている(その後内藤に破壊されたのはご存知の通り)。両者自他共に認めるスタミナお化けであり、三度目の対戦も死闘不可避である。面白いことに今年のNJCUPでどちらもオカダ・カズチカとシングルで直接対戦したこともあるのだ。
 だが、今までと異なり今回はリーグ戦の公式戦。即ち30分という短い時間で白星を奪わなければならないのだ。勿論、両者に休む余裕などあまりない。
 しかし、今年ベルト戦線に挑んだ回数が多いヒロムが初戦で石森を下すだろう。石森はジュニアヘビーのベルトを戴冠して以降、一度も防衛戦を行っていない。一方、ヒロムはジュニアタッグの王座に果敢に挑み、どちらも敗れるもののジュニアの至宝を得ようとする欲望が遥かに強い。引分も予想できるが、今回は敢えて欲望の強さからヒロムを予想した。

 今日から始まる今まで前例がないBOSJとWTLの同時開催。最終戦の福岡と優勝決定戦の日本武道館のメインがどっち組まれるのかで不安と興奮が止まらないファンが多くいるだろう。
 だが、こんな時期だからこそ楽しむのも一手。まずは愛知からお手並み拝見だ。因みに自身は今夜ワールドの前で観戦だ。