出直しEWUの趣味ブログ

前に別にブログやっていたがやめた自分がまた懲りずにやるブログ。主にプロレスやアメフトなどについて書きます。

【プロレスリングNOAH】孤立無援のGHCジュニアタッグ【12.6代々木大会】

今回は先週の12月6日に行われたプロレスリングNOAHのビックマッチ、代々木競技場第二体育館大会の第4試合、GHCジュニアタッグ選手権を振り返ります。

 

(因みに前回、代々木大会の見所についてまとめたので、こちらもどうぞ。まだ見てない方は今ならABEMAビデオで一定期間無料ですし、しばらく待てばWRESTLE UNIVERSEで配信されますので是非視聴を)

 

radi-ewu.hatenablog.com

 

 

abema.tv

 

 

 

王者 小川良成選手&HAYATA選手のスティンガーに、スティンガーを追放された鈴木鼓太郎選手謎のマスクマンサルバへ・デ・オリエンテ選手を引き連れてジュニアタッグの王座に挑む形となった試合です。が…。

 

皆さんのご存知の通り、衝撃的な結末を迎えてしまいました。

 

 

 

憎しみの鼓太郎、タッグワークで追い詰めるが…。

 

先週火曜日の後楽園ホール大会で憎しみ合う同士の前哨戦を繰り広げてから5日後に行われたGHCジュニアタッグ選手権。

 

先月の11月、小川HAYATA組のスティンガーが横浜武道館大会で原田小峠組の桃の青春タッグから王座を奪還すると、次に現れたのは同月スティンガーから追放された鈴木鼓太郎選手。同横浜大会から連れて来たサルバへ・デ・オリエンテという正体不明のマスクマンを連れて、代々木でGHCジュニアタッグに挑戦しました。

 

大方の予想通り、両者不穏と憎しみが大きいまま入場。だが、その直後突如この試合とは無関係であるはずの杉浦軍所属のNOSAWA論外選手が名前も正体も不明なもう一人のマスクマンを連れて入場したのです。

 

 

この正体不明のマスクマンは火曜日の後楽園でのGHCジュニアタッグの前哨戦の後、突如NOSAWA選手が連れて来た形で登場。NOSAWA選手はこのマスクマンと共にスティンガーに行くと宣言。NOSAWA選手は杉浦貴選手などの他の杉浦軍メンバーと別にいざこざを起こしていないにも関わらず、孤立した鼓太郎選手を杉浦軍に引き入れようとしたり、スティンガー入りを宣言したことにまたもNOAHジュニアに不穏をもたらしたのです。

 

とはいえ、この試合中にNOSAWA選手と謎のマスクマンは乱入することなく両チームの試合は白熱。憎しみ合うこの両チーム、お互い息のあった攻防を見せていました。

 

 

しかし、終盤追い詰めたのは鼓太郎オリエンテ組。合体技も決まり、小川HAYATA組がリングに腰を落とす中、鼓太郎選手は止めを刺そうとしました。が……。

 

 

 

 

またも裏切り。

 

小川選手にタイガードライバーで止めを刺そうと動き出した鼓太郎選手に、何とオリエンテ選手が突如鼓太郎選手に蹴撃。

 

 

この技がきっかけでスティンガーに勝機が傾くと、最後はオリエンテ選手が自ら鼓太郎選手を沈め、小川選手がフォールを奪い、王者小川HAYATA組の王座防衛で幕を閉じました。

 

そして鼓太郎選手を裏切ったオリエンテ選手はHAYATA選手の手によってマスクが解かれると、その正体を表明。正体はFREEDOMS所属進裕哉選手でした。

 

 

正体を明かした進選手は当然の如くスティンガーに加入。鼓太郎選手は再び孤立状態に叩き戻されてしまいました。

 

 

思えば、春にフルスロットルが結成された時、発足人の一人だった小峠篤司選手(現桃の青春)は当時杉浦軍ジュニアで対戦相手だった大原はじめ選手と吉岡世起選手に持ちかけたのがきっかけですが、その直前にそれまでスティンガーだったものの、鼓太郎選手を突如裏切ったことから始まってます。

 

参考動画(ユニバースより)

 

小川HAYATAによる追放も記憶に新しいですが、この件も同じ年にあったので、この年の鼓太郎選手は何人かに裏切られる悲痛な年でしょう。そりゃ人間不信になるわな。

 

 

で、もう一人のマスクマンは誰よ?

 

とはいえ、この試合の結末によってまたも泥沼化が進んでいった混沌の方舟ジュニア戦線。試合終了後、進裕哉選手がスティンガーに加わるとNOSAWA選手と謎のマスクマンがスティンガーの三人と握手し、スティンガーと杉浦軍ジュニア(NOSAWA選手の独断かもしれない)が合体。

 

 

 

 

 

…と思いきや、NOSAWA選手がスティンガーの三人を襲い(うん、知ってた)孤立状態の鼓太郎選手と手を組み退場。試合後に鼓太郎選手がやむを得ず杉浦軍と共闘を組むことになりました(公式twitterの相関図見ればわかりますが、あくまで鼓太郎選手が杉浦軍に入ったわけではないので注意)。

 

 

 

 

 

 

次のGHCジュニアタッグの挑戦チームは明らかにされてませんが、年内最後となる名古屋でのビックマッチでは早くも鼓太郎選手対進選手のシングルマッチが実現。裏切り裏切った同士の戦いがただで決着がつくとは思いもしないでしょう。

因みに小川HAYATA組は当日名古屋では桃の青春の小峠宮脇組と対戦予定です。

 

 

 

 

だが、それ以上にジュニアの混沌化が進む要因の一つ(かもしれない)がNOSAWA選手が連れてきたマスクマンの正体が未だに不明であるということ。

 

映像見ればわかる通り、NOSAWA選手より背が低く、FC東京メタルダーみたいに赤青のマスクをしていること以外何もわかっていない。そして名前でさえもわかっていないのです。

 

正体不明といえば、年末に後楽園ホールで組まれ、ABEMAのPPVとして配信予定の杉浦軍興行のメインイベントでは杉浦軍側に正体不明のXの選手が参戦発表しました。だが、このXの選手が正体不明のマスクマンと同一人物なのかは未だ不明です。

 

 

もしXの選手がマスクマンでないとしたら、このマスクマンはいつ試合が組まれるのか。それはNOAHを追い続けてみなければわかりません。そして鼓太郎選手の行き着く先はどこなのか、そこにも注目するのが今後のNOAHジュニア戦線の見所でしょう。