【DDTプロレスリング】D王 GRAND PRIX 2021 優勝予想
皆さん、そろそろ本格的に雪日和になった北海道在住です。
今回は開設以降続いていた新日本プロレスの記事ではなく、今週の日曜11月22日11時30分後楽園ホールから(厳密に言えば30分前程にアンダーマッチが組まれているけどね)のDDTプロレスリング、年末の最強レスラー決定戦、『D王 GRAND PRIX 2021』が開幕します。
今回はD王 GRAND PRIX についての説明や優勝予想、そして、全試合の視聴方法について説明します。
/
— WRESTLE UNIVERSE (@W_UNIVERSE2020) 2020年11月20日
🎥#D王GP2021 見るなら #wrestleUNIVERSE
\
11月22日(日)DDT後楽園大会『D王 GRAND PRIX 2021 in KORAKUEN HALL!』11:30~完全LIVE配信!
⭕ついにD王GP2021が開幕!
⭕いきなりの天王山、遠藤と秋山が激突!
🔽視聴https://t.co/qYn0lq5mMN
🔽登録https://t.co/5Vn1s25Xwi#ddtpro pic.twitter.com/Hqy0wk8tAW
D王 GRAND PRIXとは?
D王 GRAND PRIXとは、11月から12月にかけてDDTプロレスで行われるシングルマッチのリーグ戦。DDTの至宝であるKO‐D無差別級王者やDDT UNIVERSAL王者などのDDTの中心に立つレスラーが年末の最強戦士の座を賭けて、二つのブロックに分かれて戦い続けるリーグ戦なのです。優勝者には翌年、judgementなどのDDTのビックマッチでKO-D無差別級王座の挑戦権が与えられます。
2018年の冬から始まったこのリーグ戦は早くも4回目。
これまで初代優勝者の石川修司選手(元DDT、現全日本所属)を皮切りに、第2回では現在のNOAHの中心人物である潮崎豪選手が決勝の座に立ち、前回はZERO1のレスラーでかつてIWGPインターコンチネンタル王座を戴冠し、初代NEVER無差別級王者に輝くなど他団体で数々の名を刻み続ける田中将斗選手が無敗優勝を果たすなど、3大会連続で名の知れたDDTの外の強豪レスラーが決勝の舞台に立っています。
www.youtube.com 第1回 優勝決定戦。
www.youtube.com 第3回の優勝決定戦の煽りVTR
この三名方以外にも、第1回ではあの黒潮イケメン二郎選手が、第2回では今ではDDTでお馴染みになった総合格闘家の青木真也選手とAEWで活躍しているサミー・ゲバラ選手が、第3回ではセンダイガールズプロレスリング所属の女子レスラー、橋本千紘選手などDDT以外の有名なレスラーもこのリーグ戦に参戦し、更にインパクトを見せつけました。
勿論、第2回を制覇したエースの一角である竹下幸之介選手を筆頭に、遠藤哲哉選手やHARASHIMA選手などのDDTの選手達も負けていません。
そして色々あった今年も開催。今年は例年と異なり他団体やフリーからの出場はありませんが、今年レンタル移籍という形で電撃入団したあの秋山準選手が遂に参戦。それ以外も皆これまで無差別級王座など何らかの王座に輝くなど高い実績を残し続けるDDTの強者達が揃い、合計14名、各ブロックそれぞれ7名がひしめき合う今年のD王 GRAND PRIXは目が離せません。
開幕戦は後楽園ホールで迎え、以降は大阪のアゼリア大正ホールを含め、ブロック最終戦までは成増アクトホールで行われます。他団体のリーグ戦同様、あらゆる勝ちは勝ち点2、時間一杯引き分けは勝ち点1、あらゆる負けは勝ち点0が与えられ、各ブロック1位のみが優勝決定戦に進出できるのです。
📅11/27(金)開場17:30 開始18:00
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2020年11月18日
🏢成増アクトホール
🅰ブロック
竹下幸之介 vs 彰人
佐々木大輔 vs MAO
坂口征夫 vs クリス・ブルックス
🅱ブロック
遠藤哲哉 vs 勝俣瞬馬
樋口和貞 vs 大石真翔
高尾蒼馬 vs 上野勇希#ddtpro #D王GP2021 pic.twitter.com/XlRjPvWkSM
📅12/4(金)開場17:30 開始18:00
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2020年11月18日
🏢成増アクトホール
🅰ブロック
竹下幸之介 vs MAO
HARASHIMA vs 坂口征夫
佐々木大輔 vs 彰人
🅱ブロック
樋口和貞 vs 勝俣瞬馬
高尾蒼馬 vs 秋山準
大石真翔 vs 上野勇希#ddtpro #D王GP2021 pic.twitter.com/xM5f8iiYjr
優勝決定戦は今年も、DDT一年で最後の12月27日日曜の後楽園ホール大会。A・Bブロックそれぞれ最も勝ち点の多い1位のレスラーが時間無制限一本勝負で優勝を決めるのです。
参加者展望
Aブロック
竹下幸之介(4度目の出場/第2回優勝/ALL OUT/DDTサウナ部)
www.youtube.com 竹下選手が優勝した第2回の優勝決定戦。
www.youtube.com DDTサウナ部本格始動。発揮人は同じALL OUTの勝俣選手。
HARASHIMA(4度目の出場/第1回準優勝/DISASTER BOX)
佐々木大輔(4度目の出場/DAMNATION)
坂口征夫(3度目の出場/Eruption/現KO‐Dタッグ王者)
www.youtube.com 上野&吉村組とのKO-Dタッグ選手権。
彰人(3度目の出場/ALL OUT/若手通信世代/現KO-D6人タッグ王者)
www.youtube.com 関節技を得意とする両者の試合。第2回D王でも青木選手から勝利している。
MAO(2度目の出場/MOONLIGHT EXPRESS/DDTサウナ部)
クリス・ブルックス(2度目の出場)
AブロックはHARASHIMAと竹下のDDT2大エースが同ブロックで激突。同門対決は竹下と今年cyberfight副社長となり、先週のTVSHOW(WRESTLE UNIVERSE独占配信の無観客試合)で坂口・樋口・赤井沙希擁するEruptionから平田一喜・翔太(ガンバレ☆プロレス所属)による若手通信世代チームとしてKO‐D6人タッグ王座を奪取した彰人によるALL OUT対決のみだが、同時期に正式始動した竹下とMAOによるDDTサウナ部対決もある。
11月の大田区大会で秋山に敗れた中再起を誓う竹下や、同大会で復帰してから最初の大一番となるMAOにも注目だが、一番の注目は前UNIVERSAL王者であるクリス・ブルックスだ。
クリスは去年DDTに参戦して以降、圧倒的な能力で多くのファンを魅了し続けてきた。今年新型コロナの影響で渡航制限で外人レスラーの移動が厳しくなる中、日本に残るという決断をしたことで、DDTやチョコプロで更に存在感を強めて来た。大田区大会で冷徹な態度を見せながらも上野に敗れ王座陥落してしまったが、身軽になったことで無差別級王座という最高峰の頂をより目指せるようになっただろう。王座なき今、より最強の座を目指して前以上に戦い抜けるかが注目だ。
Bブロック
遠藤哲哉(4度目の出場/第3回準優勝/DAMNATION/現KO‐D無差別級王者)
樋口和貞(3度目の出場/Eruption/現KO‐Dタッグ王者)
高尾蒼馬(4度目の出場/DAMNATION)
大石真翔(初出場/準烈)
上野勇希(2度目の出場/DDTサウナ部/現DDT UNIVERSAL王者)
勝俣瞬馬(初出場/ALL OUT/DDTサウナ部)
やはり注目なのは秋山準。デビューした90年代は全日本プロレス四天王に次ぐ五強で知られ、NOAHや全日本で二つの至宝を何度も掴み取るなど実績はもはや説明不要なレベル。今年、高木三四郎大社長のツイートがきっかけで最初は臨時コーチとして参戦した後、レンタル移籍という形でDDTに電撃入団。それ以降、竹下の発言がきっかけで大石真翔、渡瀬瑞基、岡谷英樹と共に準烈を結成*1。竹下率いるALL OUTと抗争を繰り広げ、先日の大田区大会で竹下に直接勝利し貫禄を見せつけた。そして、満を持して今年のD王グランプリに初参戦。2018年のチャンピオンカーニバル以来となるシングルマッチのリーグ戦に出場となり、本格的にDDTの至宝への道へ挑むことになる*2。DDTに上がって以降は一度も直接負けておらず、このD王グランプリでは全勝優勝してもおかしくない。
対抗は開幕戦でいきなり秋山と激突する現無差別級王者の遠藤哲哉。6月のレッスルピーターパンで田中将斗を破り二度目の無差別級王座のベルトを掴んだ以降、夏のDDT最強トーナメントのKING OF DDTを王者として制覇し、一時期DAMNATIONを追放した佐々木大輔との死闘を制するなど、益々DDTの中心としての価値観を高めている。目標は無差別級王者としてAEWのケニー・オメガを倒すことを掲げているが、次なる難関はこのD王グランプリ。前回は準優勝に終わり、今回は早くも秋山という高い壁が立ち塞がっているが、無差別級王者と現DDTの中心としての維持を見せつけてもらいたい。
他にも現タッグ王者の樋口と現ユニバーサル王者で、サウナ部として本格始動した上野も注目であるが、秋山と同じく初参戦となった勝俣と大石にも目が離せない。近年はコミカルな試合が多かった大石が秋山と行動を共にして以来、かつてサンボ大石という名が持つ程高い技術力を魅せる機会が多くなった。そしてデスマッチファイターとしての存在感が強い勝俣はハードコア無用のD王グランプリではどう相手を翻弄していくか注目だ。
優勝予想
優勝するのは秋山準だと予想する。
確かにBブロックには遠藤や樋口といった高い存在感と技術力を持つレスラーがいるが、四天王プロレス時代から培った圧倒的なスタミナとパワーなどは衰え知らず。DDTの若い猛者をねじ伏せ、優勝決定戦でもAブロックを戦い抜いた者も倒していくだろう。但し、一度は倒した竹下が勝ち上がっていく可能性があるので、まだ断言できぬ。
視聴方法は?
今年のD王 GRAND PRIXは全試合WRESTLE UNIVERSEで生中継されます。
注目のDDT最強決定リーグ戦『D王 GRAND PRIX 2021』は、WRESTLE UNIVERSEで“全大会”LIVE配信‼
— WRESTLE UNIVERSE (@W_UNIVERSE2020) 2020年11月21日
11月22日(日)開幕戦~12月27日(日)決勝戦までの全8大会を完全配信!
👉さらに7大会(アゼリア大会を除く)は村田晴郎さん&三田佐代子さんによる実況・解説アリ!#wrestleUNIVERSE #ddtpro #D王GP2021 pic.twitter.com/xETVPjcWrp
WRESTLE UNIVERSEとは、DDTグループ*3とNOAHの動画配信サービス。クレジットカードやPayPal払いやキャリア払いがどれか一つできれば月額900円で、ネット環境があればいつでもどこでもDDTやNOAHが見られるサイトなのです。また、DDTのファンクラブと兼ねており、ユニバースに会員登録すれば、DDTの先行チケット販売など様々な特典が受けられるのです*4。
今大会は大正アゼリア大会を除き、全試合ユニバースの中継でいつもお馴染みの村田さんが実況し、サムライTVキャスターの三田さんが解説を務めてます。勿論、見逃し配信も対応してます。
初回登録月は無料。DDTやNOAHを見たいファンはレッツアクセス。