出直しEWUの趣味ブログ

前に別にブログやっていたがやめた自分がまた懲りずにやるブログ。主にプロレスやアメフトなどについて書きます。

【けものフレンズ】フレンズ食道楽シリーズの魅力

今回はプロレスではなく、二次創作のシリーズについて語っていきたい。


今回創作イラストサイト(って言えばいいのかなあ…)pixivでほぼ毎週掲載されている人気シリーズ、けものフレンズ(略称:けもフレの二次創作の一つ、フレンズ食道楽シリーズだ。

 

 

けものフレンズって?

「まずけものフレンズって何だ?」という人がいるのでここで簡単に語らせて貰いたい。
けものフレンズジャパリパークというある動物園(というか自然公園か?)を舞台とする、フレンズもしくはアニマルガールと呼ばれる動物が擬人化した女の子達を描いたシリーズだ。
元々はネクソンアプリ版で始まりひっそりと終わったコンテンツに過ぎなかったのだが、ネクソンアプリ版終了後の2017年に始まった1期アニメが始まると、独特の世界観や元の動物の行動に基づいたフレンズ達の人間の常識から外れた個性的な性格、そして単なる明るいストーリーだけでは留まらない奥深さのあるストーリーから多くの視聴者を集め、一大コンテンツへと成長。多数のメディアの注目の的となった。その後は多くの関連したアプリゲームや2期アニメ版(タイトルはけものフレンズ2。略称はけもフレ2)を経て、けものフレンズ3(略称:けもフレ3)と呼ばれるセガが制作したアプリゲームとアーケードゲームが展開されている(因みに3と付いてますが、アニメ2作の続きではなく、ネクソンアプリ版の後の方が近いです)。


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これがけものフレンズ3だ。


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このフレンズはサーバルキャットのフレンズのサーバルけものフレンズシリーズの顔とも言える。

 

一件単なる萌系コンテンツだと思っている人は大間違い。各フレンズ事は元の動物の特徴などを反映させ、それを人間の行動や仕草などに置き換えているのだ。中には動物の驚きのエピソードも擬人化したフレンズに反映させることも。

例えば、百獣の王で知られるライオンは睡眠時間が長い特徴を活かして、頼れるリーダーだが普段はお昼寝好きな呑気なキャラとして描かれている。


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これがライオン。

もっと多くの人が見てもらえるけもフレの良さは沢山あるが、ここでは書ききれないほど山程ある。まずはアニメ見たり、ゲームをやって人目で見よう。アニメなら現在Dアニメストアなどいろんな動画配信サービスで配信されてるので視聴は容易。評価を考えることなく頭真っ白にして見よう。

 

さて、ドラマアニメ問わず人気作品となると多くのファンがソーシャルメディアでその作品をモチーフとしたイラストや漫画などが昔から日々投稿される。中には作品のIFなどを描いたストーリーが同人誌で販売されたり(よくジョジョでネタにされる「あーん、スト様が死んだ!」なんてあれは同人誌を書こうとしたジョジョファンが嘆いたイラストだしね)、ソーシャルメディアなどでシリーズもののイラスト漫画小説などで投稿されるのも一大コンテンツになった証だろう。これらをまとめると二次創作であり、原作公式が行うものだとコミックアンソロジーがこれに該当する。

 

勿論、けものフレンズも多くのファンによって様々な二次創作が生み出された(角川さん、お願いですからそろそろけものフレンズ3のコミックアンソロジーを出してくださーい!)。中にはシリーズものも生み出されてきた。

そのけもフレシリーズの二次創作シリーズものの中で、今回取り上げるのはフレンズ食道楽シリーズである。


フレンズ食道楽シリーズとは

 

フレンズ食道楽シリーズはヒバリックスさんがpixivやtwitterでほぼ毎日掲載しているけものフレンズの二次創作シリーズである。

www.pixiv.net

 

このシリーズはジャパリパークにいるフレンズたちがあらゆる料理や食材を前に、味覚への探求心を追求するショートストーリーだ。平成からアライグマやサーバルなどアニメ版などでお馴染みになったフレンズ達が原作で登場するジャパリまんというジャパリパークのグルメと合う調味料は何かを語り合う所からストーリーが始まり、令和2年の秋を迎えても、姿も姿勢も異なる様々なフレンズが今日も料理を作ったりに料理店を経営するなど元気に続けられている。

ちなみにシリーズとして最初の投稿はこれだろう。

ジャパリまんに合う調味料www.pixiv.net ジャパリまんに合う調味料

上のpixivの画像を見ればわかるが、このシリーズは4コマ漫画ではなく、アナログと呼ばれる手描きのイラスト一枚(日によっては二枚以上で投稿することもある)で連載している。細かい補足や短い台詞が書かれることがあるが、イラストの中には基本吹き出しなどなく、投稿したpixivのサイトの説明文(キャプション文)の中でフレンズ達の会話が記載されている。連続したストーリーものであり、翌日以降には昨日の続きが描かれることも多々ある。

つまりアナログ一枚のイラストが挿絵扱いで、キャプション文でストーリーが進行していくという形となっており、新聞小説でも読んでいるような感覚で見る事ができるのだ。因みにだいたい平日朝六時頃に投稿していることが大半であり、朝刊の新聞の小説を読める感覚で見れるのだ。勿論、大半の新聞小説によくある重苦しいストーリー(あくまで個人的なイメージです。夏目漱石のこころしか読んだことない)ではなく、シリアスになることもあるが和気藹々とした雰囲気に満ちているので、気軽にみることができる。

因みに、ヒバリックスさんのtwitterでもフレンズ食道楽シリーズのイラストをpixivのリンク付きでツイートしているので、twitterでも見ることが可能。pixivやtwitterどちらでもコメントすればヒバリックスさんが返信してくれるので、気になったことや感想でもお気軽にコメントしてみよう。勿論最低限のモラルは厳守ね。荒らし厳禁。

twitter.com

 

食道楽シリーズの魅力

さて、このフレンズ食道楽シリーズにハマる魅力がある。
三つ、言わせてください(昔のオカダさんかよ)。

魅力①:料理

まず第一の魅力はやはり料理である。だってタイトルが食道楽シリーズだから食材と料理出さないとね。
上に述べた通り、シリーズ最初はジャパリまんに合う調味料は何かをテーマに色んなフレンズが登場し、様々な調味料を登場してきた。やがてジャパリまんで一番合う具は何か、ジャパリまんの最もいい食べ方は何かというのをあーでもこーでもない話し合いをしていたイラストが連続してた。
しかし、そんな状況の中で食道楽シリーズのジャパリパークで異変が起こった。

 

(BGM:PANDORA feat. Beverly「Be the one」、脳内ナレーター:小林克也推奨)

ジャパリパークで生まれたジャパリまん が引き起こした 『一番合う調味料』から半年。
我がジャパリパークは、

 

ピーナッツバター -コヨーテ編-www.pixiv.net

ピーナッツバター

一方 その頃www.pixiv.netみたらし

カラメルソース漬けwww.pixiv.net

カラメルソースの3つに分かれ、混沌を極めていた……。

…はい、膨張しすぎました。間違ってもライダーやエボルトは登場しません。
しかし、これ以降、色んな料理が登場し、ジャパリパークの至る所でフレンズ達が料理を作って食べ、色んな料理店を出すのだ。料理は和食から洋食、中華、スイーツに至るまで多種多様。ヒバリックスさんが描く料理のイラストは手描きながらも味があって、ストーリーも含めて食べたくなる雰囲気になれるのだ。
ジャパリまんを取り扱う店はイベント時の出店を除きほとんど皆無に言っていいでしょうが、アレンジした料理は実際見て食べたくなるのが私個人の感想である。

魅力②:個性あふれる店

次にいろんなフレンズがこぞってそれぞれ違う料理店を主店していることである。
前述した通り、最初はただ具材や調味料などを話し合うのが主だったのが、やがてそのグルメが好きすぎるあまり実際に出店するフレンズが多数現れた。
初めは縁日における屋台レベルだったのが、いつぞや常設店となって進化。更にはチェーン展開するなどジャパリパーク内で料理店文化が栄える状態となって現在に至っている。因みに、ネクソン版やけものフレンズ3はともかく、両方のアニメ版は料理店がかなり少ない。


このシリーズだと重苦しい雰囲気はないが、昨今の料理店事情をわかりやすく描いており(…かもね)、チェーン店同士の差別化やライバル争い、そして何よりより集客を集める為の各店舗の工夫や店内外のフレンズの人間(?)関係などもより掘り下げながら描かれている。いわば『らーめん才遊記』のような料理店経営ストーリーでもあるのだ(ちなみにこのシリーズでラーメンはあまり出て来ない)。ちなみにこの各店舗の工夫はどっかで見た事があるものもあるので用チェックだ。

特に最近ではカレー屋のグループ店や主役であるチーターが経営する和菓子屋(?)が中心に描かれており、彼女達の食にまつわる人間ドラマが見れるのはこのシリーズだけ。
因みにこの二店舗は今こんな感じです。

 

新しい飲食スペースwww.pixiv.net

 上は和菓子屋Cheetah's Sanctuary。今年春にリニューアルした。

 

各店のアニバーサリー企画www.pixiv.net

下はカレー屋、カレーのタイちゃんギンちゃん。チェーン展開しているが…。

魅力③:なるほどな設定

最後はとにかくなるほどな設定がいっぱいある。

まず1期アニメは勿論、ネクソン版や2期アニメ、そして最近展開し続けるけものフレンズ3をやっている人ならニヤリとするフレンズの設定や関係図がなにかと充実しているのだ。

え、二次創作を書いている以上、それは前提の知識じゃないかと思っている皆さん。

実はけものフレンズってどれも世界観の設定が異なるのです。

何と言っても1期アニメは最初のネクソン版とは時代が別である。よって、各フレンズの性格と立場がシリーズによって全く異なっており、中には容姿が全く異なるフレンズも多くいるのだ。

その為、けものフレンズの二次創作を作る多くのファンはこの設定をどうするのかがいかに鍵を握るのだが、1期アニメ終わってから1ヶ月後ぐらいからシリーズを始めたヒバリックスさんは1期アニメをベースにしながらも、2期アニメやけものフレンズ3の設定やイベントなどをうまく組み合わせてストーリーを展開させているのだ。

また、それ以上に時事ネタや有名な店のネタも取り入れているのがこのシリーズの面白さでもあるかも知れない。

実際に、ココイチ綾小路きみまろなど実在の人物や店名が出てきているし、大食いチャレンジや激辛チャレンジといった某月曜夜七時のあのコーナーの要素も取り入れているのだ(実際に聞いてみたら本当らしい)。

デカ盛りwww.pixiv.net

大食い。

カレーの味 -遭遇編-www.pixiv.net

激辛。


とにかくストーリーの中にいろんなネタが詰まっているので、ネタも探しながら読んでみると面白いのだ。後は見て探そう。

 

最後に

という訳でこんな感じで勢いよく述べてみたが、魅力は他にもいろいろあって書ききれない。それぐらい面白さのあるシリーズなのである。

肝心のストーリーや登場人物がよくわからない人がいるが、大丈夫。下記にフレンズ食道楽シリーズの一覧があるので、まずは一から見てみよう。どうしてもわからない人はフレンズ食道楽シリーズをまとめた百科事典があるのでこちらも見よう(ちなみにこの百科事典を大半追記修正しているのが自分なのは秘密だ)。

www.pixiv.net

dic.pixiv.net


…まあ、そんな感じでまとめてみたが、今後このシリーズについての別の特徴も述べるかもしれません。その時はまたの機会で。

それではまた次回。明日は多分プロレス記事をまとめてるな。